明けましておめでとうございます

昨年中はいろいろとあり、今年もはじまっていろいろありましたが私は元気です。あと明けましておめでとうございます。わりかし卒業が危うかったですが何とかなリそうで何よりです。

2月になって明けましておめでとうというのもアレですが、卒研がアレでしたのでアレでした。

今年の目標は、安定感を増すことです。いろいろと。

電通大の看板とかロゴタイプとかについてぐだぐだ

UEC Advent Calendar 2013、17日目の記事は、誕生日まで一ヶ月マンことid:kiyookaがお送りしますこんにちは。Adventarに登録した時点ではこの記事を書いている頃には卒研の実装終わっているだろうと思っていたのですけど、全くもって進捗がないことに我ながら驚いていますこんにちは。死ぬしかないですこんにちは。

今回の記事は、ぼくが今年度で卒業する*1こととなる電気通信大学の看板とかロゴタイプとかについての記事です。

電通大の看板?

電通大の看板、と聞いて思い浮かべる看板にはどんなものがあるでしょうか。ぼくが思い浮かべる看板というと、以下の五つがあります。

電通大通りの突き当たり、甲州街道沿いに掲げられている看板。

調布駅から通学する学生にとって、一番目にする機会の多い看板ですね。入学手続きの時はこの看板にお世話になりました。夜は怪しく光っていてとても弊学っぽさがあります。

講堂の甲州街道沿いの壁についてる看板。

すごい目立ちそうな位置にあるのに、あんまり目立たないんですよねこれ。入学して数ヶ月してから気付きました。

正門の表札っぽい看板。もしくは表札?

メディア関係で電通大が紹介される時は、この看板が多いと思います。ほかの看板に比べて電気通信大学の文字が目立ってないんですけれど。

甲州街道と鶴川街道の交差点に掲げられている看板。

案内のためというよりも宣伝のためっぽさのある看板です。コミュニケーションマーク付き。

調布駅に掲げられている看板。

上の看板に似てますね。この写真を撮るためだけに調布布田間の電車に乗りました。120円。

電通大ロゴタイプ

看板については、以上五つの看板を挙げましたが、電通大ウェブサイト上や広報資料*2などでは、統一されたロゴタイプが用いられています。

AWS導入事例: 国立大学法人 電気通信大学より引用。

一目見て、上記四つ目や五つ目の看板と似ているということがわかりますよね。しかしながら、よく見比べてみると、いくらかの違いがあることに気付くと思います。たとえば、はねやはらいなど一部のエレメント*3が簡略化されていたり、くにがまえなどの縦画が下に飛び抜けている部分がなくなっていたり、起筆や終筆*4が水平もしくは鉛直に変わっていたり、よくよく見ると看板の文字にはあった角立て*5が消えていたり。

この看板やロゴタイプにおいて使われているフォントは、モリサワのフォークなのですが、看板にはモリサワのフォントそのままを打ち込んだもの、サイト上などのロゴについてはそれを改変したものが使われているようなのです。

日本語部分はフォーク、コミュニケーションマーク部分はAdobe Caslon Proだと思う。

サイト上などのロゴにおいて以上のように改変されているのは、おそらくUD書体*6っぽくしているのだと思います。UD書体が本格的に活用され始めたのは2009年ごろからなのですが、このロゴタイプが制作されたのは2009年末以降のようなので、流行に沿っていますし。さらには、シンプルな書体にすることによって、近代的に、そして親しみやすく見えるような効果を狙っているのかもです。

では、なぜ上記四つ目や五つ目の看板では、フォークの書体そのままを使っているのでしょうか。遠くからでも見えやすいようにしたい看板こそ、UD書体を用いるべきではないのでしょうか。わざわざフォークを改変してロゴタイプを作ったのに、なぜ改変していない書体と改変されたロゴタイプとを使い分けているのでしょうか。ここでは現行のロゴタイプが二種類あることの仮説として、以下を挙げたいと思います。

  1. 看板の制作に改変版ロゴタイプの制作が間に合わなかった
  2. 看板制作に必要な解像度などが足りなかった
  3. フォントやロゴタイプ関連のライセンスの問題
  4. なんとなく

ロゴタイプの変遷とか

では、上記仮説の検証のため、追える範囲でロゴタイプの変遷を追ってみたいと思います。大体はロゴタイプと言うよりもタイトル画像ですけれど。

97年の日本語版ウェブサイトにあったロゴ。

こっちは英語版。

ネット上で追える範囲での電気通信大学ウェブサイト*7、最古の痕跡*8は97年のものでした。この時代において表示されていたロゴ画像は、ある特定のロゴタイプを表示する目的と言うよりも、目を引くような、目立つような装飾を加えるためのタイトル画像といった感じです。時代が感じられます。

98年から99年の。

00年。12/31にインパク開幕!!!

01年から03年。

98年には隷書体に変わります。大学のロゴタイプにおいては隷書体が結構多いイメージ*9がありますが、伝統的で重厚的なふいんき(ry)が出せることがその理由でしょうか。上記三つ目の看板も隷書体ですので、その看板もおそらくこの頃に作られたものでしょう。

このころのロゴにおいて、どのフォントを使っているのかというのは断言できませんが、98年から03年までのサイト上ではDFP風雲体がよく使われていましたので、DFP隷書体ではないかと思います。

04年には丸ゴシックに。平成丸ゴかなあ?

04年途中から07年までは角ゴシック。

08年、明朝体

09年は角ゴシック。

04年から09年にかけてのフォントはあまり自信がありません。前年までのフォントの使い方から、04年前半の丸ゴが平成丸ゴと予想できるくらいです。また08年以降、大学の文書にモリサワフォントが使用されることが増えてきたので、08年以降はモリサワなのかもしれません。

2010年8月27日のニュースリリースより。現在と同じ、改変版ロゴタイプ

そして現在のロゴです。2010年1月19日のニュースリリースでは校章のみが用いられていますが、2010年8月27日のニュースリリースでは今と変わらないロゴタイプとなっています。そしてそれ以降のニュースリリースでは、現在と同じロゴタイプがずっと使用されています。

正確に何月何日にこのロゴタイプが制作されたのかは分かりませんが、おそらく、コミュニケーションマークの制定と同時期に制作されたのでしょう。このロゴタイプを今まで見てきた中では、すべてコミュニケーションマークと一緒に使われています。

なおこのロゴタイプ電通大学内からですとコミュニケーションマークデータ集よりダウンロードすることが出来ます。対外発表の機会があれば積極的に使っていきたいところです。機会ないですけど。

で、なんで使い分けられてるのさ?

さて、上記4つの仮説についてそろそろ考えてみましょう。

まず一つ目、「改変版ロゴタイプの制作が間に合わなかった」についてですが、鶴川街道の看板はともかくとして、調布駅の看板は調布駅の地下化が完了した2012年以降に付けられているはずなので、却下。

二つ目、「解像度の問題」についてですが、コミュニケーションマークデータ集のページに掲載されているロゴタイプは、ベクタ画像となっています。それを考えると解像度が足りないなんてなさそうなので、却下。

三つ目、「ライセンスの問題」ですけれど、大丈夫そう*10なので却下。新聞広告に載せている以上、看板に使っちゃダメとかはなさそうですしね。

はい、消去法により結論は「なんとなく」です。いやさすがに、本気でなんとなくなのだとは思っていませんが、それ以外に考えつかないのです。なんとなく以外なく、なんと泣く泣くなんとなくなのです。

そんなわけなので、現行ロゴタイプが二種類ある理由につきましては、今後の課題とさせて頂きます。広報さんとかに聞けば分かるのかなあ……。

蛇足

このまま終わっても得られるものがないので、蛇足っちゃいます。電通の看板で遊ぼう!!!1

MSゴシックのある電通大

MSゴシックのある電通大、そのに。

マコちゃんかわいいよね。

ここが神田だ。

はい、というわけでgdgdになりましたが、UEC Advent Calendar 17日目の記事でした。卒研の実装は明日から頑張ります。

*1:卒研おわれば

*2:たとえばid:masawadaさんがpostしてた 朝日新聞全面広告とか

*3:漢字を構成する部品のこと。縦画や横画、点やはらい、はねなどがある。

*4:文字の一画を書く時の、それぞれ書き始めの部分と書き終わりの部分。

*5:縦画の起筆におけるアクセント。看板の画像でわかりやすいのは「大」の縦画かなぁ。

*6:略さずに言うとユニバーサルデザイン書体のことで、読みやすくて判別しやすいフォント。ここの説明がわかりやすいかも。

*7:電通大のウェブサイトは大学のウェブサイトとして日本最初となる1992年3月に産声を上げ、以降幾度ものリニューアルと運営母体の改組を経て現在の形になるわけですが、それを書いていると別の記事になるので割愛。だれか書いて。

*8:web archiveより。

*9:思いついたところだと、大東文化大学とか、駒澤大学とか、あと中央大学とか。

*10:モリサワフォントを使用(改変を含む)して社名、ブランド名、商品名を表すロゴ、マーク等を作成することは問題ありません - 商業利用について | フォント製品 | 製品/ソリューション | 株式会社モリサワ

「やっちゃばフェス」参加しました。

いやあ、暑かったですねこの三連休。東京では天気も良かったですし、格好のお出かけ日和でした。

土曜日には、府中の免許試験場で二輪試験のコース開放に参加していたのですけれど、気温は30度を超えていたそうで。小型AT二輪免許を取りたくって、まるまる1時間とちょっと、延々と原付に乗ってコースをなぞっていたのですが、あと1時間もすればもう熱中症になるのではないかと思うほどの日でした。

そして翌日、日曜はそこまで暑くはなかったのですけれど、アツいイベントに参加して、熱気に当てられていました。

というわけで13日の日曜日秋葉原で行われていた自転車と食べ物系同人誌オンリーイベント、「やっちゃばフェス」に参加しました。

場所は秋葉原、通運会館。つくもたん界隈ではアク子でおなじみ、パソコンショップarkの入っている建物です。50サークルも入らないような会場で、本当に人が来れるのか、少し心配だったのですけれど、僕が会場に到着した10時ごろの段階で、arkの端から端まで、参加者と思われる方々がずらっと並んでいましたし、開場してからも、参加者が次々と入ってくるような、こぢんまりとしながらも活気に溢れたイベントでした。

やはりロングライダーズさんだとか、醤油の方だとか、人気のあるサークルさんが多く参加していらっしゃったのもあるとおもいますが、秋葉原のど真ん中という立地と、入場フリーだったことで、ふらっと立ち寄ってくれた方が多かったように感じます。評論系の同人誌というのは、あまり見栄えがするものではないので、ふらっと立ち寄ってもらって、興味を持って貰い、そして手にとって貰うことがまず第一歩の難関なのです。そういうジャンルのイベントにとって、秋葉原というのはこれ以上ない立地なのでしょう。

今回の参加では、いろいろとアレなことがありまして準備が間に合わず、在庫が15冊くらいしかない、というような恐ろしい状況だったのですが、その点はCOMIC ZINさんが助けてくれました。朝のうちにZINの同人担当の方が挨拶に来てくださいまして、「いやー準備が間に合わなくって在庫これくらいしかないんですよー」と言ったところ、「後で店舗の在庫を持っていって良いですよ」とのこと。徒歩2,3分の距離にある、ZIN秋葉原店から在庫を引き取らせて貰いました。ZIN秋葉原店の店頭に並んでいた僕の本をそのまま通運会館に運んで頒布という、COMIC ZINさんをまるで倉庫のように使っているような状況になりました。ZINさんのほうでも、あまり在庫は多くなかったのだそうなのですが、御陰様でイベント開催中の大半は、在庫を切らさずに頒布することが出来ました。もっと準備をしておけと言われればそれまでなわけですけれど、これに関しては秋葉原じゃないとできなかったことですから、この立地とCOMIC ZINさんに感謝感謝です。コミックはCOMIC ZINで買おう!!!

というわけで、いろいろとありましたが、とても盛り上がった、楽しいイベントでした。このイベントに来てくれた方、そしてサークルの方々と主催者の方、そしてなによりCOMIC ZINさんに感謝しきりです。本当にありがとうございました。

放送をご覧になった方ありがとうございました。

僕としましては山田五郎アンチネタを探している今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。とりあえず山田五郎アンチスレは見つからなかったので、数日中にアンチスレが立ったら僕が立てたのだと思ってください。

というわけで、山田五郎氏にDisられっぱなしの放送をご覧頂きましてありがとうございました。この同人誌を作っている最中には、まさかこんな形で紹介されることになるとは思っていなかったので、Disられたあたりの内容については後悔しきりです。最低限、写真についてだけはいろいろと修正しましたので、「もうちょっと美味しそうに見えた方がいい」という方は第二版をご覧頂ければと思います。「写真の形式が統一できていない」事に関しては、締め切りと芋けんぴ発送の時間の関係で、直せなかったのですが。

さらに言えば、もっと芋けんぴのほうで話を広げられなかったのが悔やまれます。こんな機会は初めてだったので萎縮したのも仕方ないとは思いますけれど、結果として、放送は芋けんぴ以外の話がメインになっちゃいましたし。

しかしながら、こんな機会がもらえたのは誠に幸せなことでした。食べ物系同人誌を作っている方と一緒に話が出来たこともそうですし、自分の同人誌をどのように直せば良いか、そしてどのような本を作りたいのかという目標が出来たことは嬉しいです。

最後に一つ、番組ch実況スレのレスに反応したいと思います。

528 名前:名無しステーション 投稿日:2013/09/14(土) 00:29:11.33 id:jlmS63U6
売れたなら前歯直せ

うっせえ。

いままでのコミケ参加では終わった後に告知していましたが、今回は当日に告知しているのでまだマシな方です。

お醤油ブログ「醤油手帖」で知られる料理漫画研究家の杉村啓(id:shouyutechou)さんが、9月13日(金)深夜放送*1のタモリ倶楽部「食べ比べ同人誌大賞」の回に出演されます。

http://blog.hatenablog.com/entry/2013/09/13/192115

へえー、そうなんだ、いままでこの人の既刊ずっと読んでたけどやっぱりクオリティすげえもんなあ。ていうかタモリ倶楽部もすげえな、どんだけマニアックなこと紹介するんだって話だわ。

共演する同人誌は、ネットの情報を総合すると以下の方々のようです。

「このタルタルソースがすごい!」の 臼井総理さん
「この芋けんぴがすごい!」のきよーかさん
豆本「まぜたり、のせたり。」のC2機関さん

http://blog.hatenablog.com/entry/2013/09/13/192115

ん?

「この芋けんぴがすごい!」のきよーかさん

http://blog.hatenablog.com/entry/2013/09/13/192115

!?!

というわけで、今日放送されるタモリ倶楽部に出演しています。

いわゆる当て馬というか、引き立て役というか、あとに出てくる臼井総理さんC2機関さんと杉村さんの同人誌がどれだけ凄いのかと言うことを分かって貰うための比較材料として、ぼくの同人誌とぼくのコミュ障が紹介されるようなものだと思って、念頭に置いて、見て頂ければ嬉しいです。主に、醤油にかける情熱すげーなーだとか、納豆な女の子かわいいなーだとか、そっちに注目してもらえるようお願いします。

ぼくはしにたいしにたいと呟きながら自宅で見ていますので、へーこいつってこんなコミュ障なんだ、とかって思いながら、酒の肴にしてもらえればうれしいです。かしこ。

追記。初出で臼井総理さんのお名前を白井総理さんと間違えておりました。お詫びして訂正します。ごめんなさい。

ついに高知でもストリートビューが開始されました!

2008年に東京他でストリートビューが公開されてから早5年。ようやく高知でもストリートビューが公開されました。今までも高知城や桂浜といった観光地については、徒歩で廻ったと思われるストリートビューが公開されていたのですが、今回の公開では高知市内はくまなく、高知県内もそれなりな公開となっております。

というわけで、高知県内のストリートビューが公開されたらやってみたいと思っていた、高知県内の紹介やります!!

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